今回は、前回お話した「calder intime」という本の中から、カルダーのジュエリーをいくつか紹介しましょう。
まず写真1です。このうずうずのデザインはカルダーの作品に繰り返し登場する基本のパターンです。写真1のねじり方はよくわかるのですが、写真2の曲げ方は、デザイン共に「やった!」という感じですね。今だからできる仕事でもありますが、なかなか思いつかない作品ですね。写真3、4も思わずニッコリしてしまうユーモラスなものですね。
写真5のガラスのとめ方もみてください。なかなかジュエリー専門家にはできないことですね。
ところで、写真6はカルダーの残した版画です。今回、学校所有のものとなりました。このうずうずが彼のトレードマークであることは、写真7を見てもらってもわかりますね。
09/6/25
引用文献:Daniel marchesseau(著) Solange Thierry(編集)
La Bibliotheque des Arts (出版社)
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