今回は原宿の「ラルフローレン」で販売されているベルトを紹介したい(写真1)。
一見シンプルでかなり古いベルトに見えるが、これは店頭で販売されているものでわざと20〜30年は使い込んでいる感じを出している。商品としてよくここまでビンテージ風に仕上げたなと感心できるほどだ。
次に写真2を見て欲しい。
バックルの裏であるが「RRL」と刻印されている。これはラルフローレンの「R」と、彼の奥様リッキーローレンの「R」を意味しており、二人のWネームで発表しているブランドラインのベルトなのだ。また「Hand Made In USA」という刻印も頼もしく、かなり深く打ってある(写真3)。リッキーはこのベルトのようにクラシカルなカントリーライフが好きで、自分の生活を写真集にしているほどなのだ。
最後にこの2枚の写真をみてほしい(写真4・5)。
一枚はカジュアルに、もう一枚はドレッシーに着けたものである。このベルトの面白いところは、写真のように女の人が少したるませて着けると印象ががらっと変わる所だ。ラルフローレンのスタッフもこのベルトをパーティー用のワンピースに着けていた。一見違和感のあるように思えるが、それがすごく様になっていたのである。男性が着けたらすごく当たり前で古めかしく実用一点張りのベルトに見えてしまうが、女性がタイトでなく緩めて着けるといい感じになるということを発見したベルトであった。
(写真をクリックすると拡大写真がご覧になれます)
07/03/20
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