では今回は「FEEL YOUR LEGS」というタイトルで「脚を場面にしたジュエリー」の実際の学生作品を紹介していこう。
最初に、とてもユーモラスな作品から紹介しよう。写真1(写真をクリックすると拡大します)がそれだ。ソックスの上に小さな穴があいている。これは例えばお父さんが小さな子を足の上にのせた時、この穴から、その子の足を入れてあげられるデザインになっている。なんともやさしいデザインだ。
写真2は、色とりどりでカラフルなジュエリーだ。これは一つの色の吸着版をカットして、それらのパーツを接着剤でくっつけて指先のないソックスのように仕立てている。歩くたび、足に吸盤がギュっとくっついてくるだろう。
写真3も、やわらかいプラスチックを使った作品だ。動物の足はこの写真のように、肉球をもっている。この学生はとても猫が好きで、それを形にしたものだ。よくその感じがでている。原始の人々の足は、これに似たものだったろうか。
写真4もかわいい作品だ。1本の足指だけを小さなハイヒールにのせている。
写真を多くのせたいので、一枚ずつの紹介を短くしていくが、写真5は歩いている時、足が地面を踏み込む衝撃が地面に走っているはずだが、私たちの目には見えない。その衝撃を針金とその先の矢で表現したものだ。
写真6はティーカップに足をつっこんだように考えてほしい。この成形はむずかしく、何度も失敗したそうだ。
写真7は彼と彼女の靴下だろうか、これもコンセプチュアルでなおかつ楽しい。
写真8がふくらはぎのガーターベルトとでもいおうか、プラスチックの板をレース状に切り抜いたものだ。
まだ紹介したいのだが、写真が少なくなってしまうので、これにて終了。
(写真をクリックすると拡大写真がご覧になれます)
06/01/20
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写真1 |
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写真2 |
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写真3 |
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写真4 |
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写真5 |
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写真6 |
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写真7 |
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写真8 |
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