ヒコ・コラム第23号 | 専門学校ヒコ・みづのジュエリーカレッジ

第23号　学生アンケート

毎年、本校では学生に「学校の満足度アンケート」を実施しています。質問の内容はずばりダイレクトで、例えば授業をもっている講師の個人名をあげて、授業に対する満足度を10点満点で評価するという項目もあります。「先生に点数をつけるなんて」とは昔の考えだと私は思っています。

写真1:学生アンケート

写真2:全学生がアンケートに回答します

このようなアンケート、一般の企業では当たり前に実施されていますが、学校という環境では、まだ少ないのが実状です。特に大学では、先生方の反対等で行われないことも多いそうです。反対の理由は「学生がきちんと評価ができないのでは」「学生にゴマをする先生が得をする」等です。
さて、本校ではどうでしょうか。アンケートを始めて5年以上経ちますが、上記にあるようなことは全く見られません。学生の評価も、とても正確だと感じています。
考えてみれば、アンケートは学校にとっても大変役に立つものです。講師は、自分の授業が学生にどう伝わっているかを知ることができますし、言われてみてハッと気がつくこともあるでしょう。
ちなみに、10点満点中、6点以下に点数をつけた場合には、学生にその理由も記入してもらっています。

無記名での記入が可能なので、学生たちは、自分たちの先生に伝えたいことを気がねなく書けます。アンケート用紙も、そのまま講師の元へ渡す用紙と、学校側だけに伝えたい用紙に分けています。

さて、このアンケート、どのような結果が出ると思いますか。学校は「7点以上をとろう」を目標としていますが、嬉しいことに、ほとんどの講師が8点以上の評価を受けています。中には9点以上の講師もいて、学校もウレシサ以上にオドロキを感じてしまいます。
ヒコ・みづのが、このようなことをオープンに行う学校であることも、私の誇りです。

05/07/15

写真3:アンケートに対する学校の一つの答えです。「学生専用のパソコンを30台増やしました」もっと色々な希望に具体的に答えています。